プクリン「もうすぐつくよ。」
カイン君「本当か?」
プクリン「うん」
メガちゃん「あ! ラプちゃーーーん! こっちよーーー!」
ラプちゃん「あれは?」
カイン君「さあ・・・」
ルギア君「チコリータだな。でも、なんでラプちゃんの名前を知ってるんだ?」
キー君「さあ・・・」
ガルちゃん「長旅で疲れたし、ひとまず、陸に上がりましょう。」
ルギア君「あれ? いままであがってないの?」
ガルちゃん「いや、あがったんだけど、もう、10日前ですわ。」
というわけで、上陸。
メガちゃん「お久しぶり、ラプちゃん。」
ラプちゃん「あなたは・・・?」
メガちゃん「私は、メガちゃんよ。」
ラプちゃん「・・・えっ?」
メガちゃん「それは、・・・」
メガちゃんは今までにあったことを話した。
ダンジョンのゲーム内で実際にあったことも含めて(ギルド卒業まで)。
ルギア君「なるほど。そんなことがあったのか。」
メガちゃん「だから、いまでも、チコリータのままなの。」
ルギア君「ところで、そっちは?」
メガちゃん「こっちは、パートナーのミズちゃん(ミズゴロウ)よ。」
ミズちゃん「よろしく。君たちは?」
ルギア君「僕たちは、『ららるーら村』の者です。」
メガちゃん「ミズちゃんには言ってなかったね。私、ここに来る前、『ららるーら村』という村に住んでいて、そこから、2グループに分かれて、この地方に引っ越すことになったんだけど、はぐれちゃって私とガブちゃんしかいないの。そのガブちゃんも今はガバイトになっちゃってるけど。」
ミズちゃん「じゃあ、このほかにもだれかいるの?」
ルギア君「えーっと、ドンちゃんと、パルちゃんと、ベイちゃんもいないな。」
メガちゃん「ベイちゃんは、私がチコリータになっちゃったことを考えると、生まれる前なんだわ。だから、ベイちゃんは・・・」
ガルちゃん「パルちゃんはどうなってるの? 空間転移した張本人なのに。」
メガちゃん「パルちゃんは空間転移で私たちが過去に行ってしまった理由を突き止めにディアルガのところに行ったけど、戻ってきてないの。私もディアルガのところに行ったけど、パルちゃんはいなかったわ。いったい、どこへ行っちゃったのかしら。」
ルギア君「だいたい、状況はわかった。とりあえず、住む場所を決めよう。」
メガちゃん「私は、寒いところはもうこりごりだわ。でも、どうしてもって言うなら(*1)、また寒いところに行ってもいいわよ。」
ルギア君「北のほう回ってきたけど、寒そうなところはなかったよ。」
メガちゃん「この地方の寒いところは南のほうにあるわよ。じゃあ、そこにしようか。」
ルギア君「一部の人がいないから、全員の意見が聞けないのが残念だが、とりあえず、ここにいるものだけで、多数決をとることにしよう。」
ガルちゃん「私は、どこでもいいわよ。」
キー君「賛成。」
カイン君「ルギア君と一緒にいられるならどこでも・・・」
ルギア君「じゃあ、そこで決定にしちゃおう。」
というわけで、ルギア君一行は「ふぶきのしま」へ向かっていきました。
ここは、きたかぜのだいち(以前ららるーら村があったところ)。
ラティアス「あれ? 誰もいないよ?」
ラティオス「そんなはずはない」
ラティアス「ルギア君の家のドアに張り紙がある!」
ラティオス「どれどれ?」
・・・
ラティオス「ルギア君たちは『トレジャータウン』に向けて旅立ったって!」
ラティアス「行こう! 行こう!」
ラティオス「よーし、いくぞー!」
・・・つづく・・・かも。