みんな「みーっつ! みんな笑顔であかるいあるぱ城!」
ドンちゃん「よし、今日も仕事始め!」
…………
ルギア君の部屋にフロル君がやってきた。
「入る。」
「はいよ。」
「この依頼受けたいんだけど。」
フロル君はルギア君に依頼を渡そうとしたが、ルギア君は断った。
「依頼のことなら、メガちゃんの指示を仰いでくれ。」
「えーっ。」
「なんで?」
「メガちゃん恐いんだもん。」
「…」
「でも、こんな良い依頼は他にはないから!」
そう言って、フロル君はルギア君に依頼を見せた。
わたしは さいきょうの ポケモン ミュウツー。 ルギアたいよ、わたしと しょうぶだ! |
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挑戦者 | ミュウツー |
目的 | ミュウツーとたたかい しょうりする |
場所 | てんくうのかいだん 49F |
制限 | なし |
難しさ | ★8 (1400) |
戦利品 | ??? (ミュウツーが仲間になるで確定) |
不思議なメールS | 6S42C +49=JMP %MJ0@ |
「ふむふむ。で、行って勝つ自信はあるの?」
「もちろん。」
「もう少し、自分の能力を考えたらどうだ?」
「誰も俺1人で行くなんて言ってないよ。」
「君1人でなくとも、君が行ったら荷物になるだけだと思うが。」
「判ったよ。行かなければ良いんだろう?」
「ミュウツーに会いたければ、メガちゃんに相談して仲間にしてもらってきたら良いんだ。」
「そうするよ。」
「要するに『さいきょうの ポケモン』に釣られたんだね?」
「釣られた?」
「この依頼は自分を『さいきょうの ポケモン』と謳っているミュウツーを倒す、というものだけど、もし倒すことが出来て、仲間にして戻ってきた時には、『さいきょうの ポケモン』では無くなってしまうんじゃないか?」
「確かに…。」
「それ以前に『さいきょうの ポケモン』というのは昔からの『ミュウツー』の代名詞だったわけであって、実際に最強かどうかは今はもう別の問題らしいよ。」
「ふうん。」
「とりあえず、依頼は預っておこう。君がミュウツーと張り合えるほどに成長したら、行ったらいいんじゃないか?」
「わかったよ。慎重なんだな。」
「『探検中は慌てず騒がず冷静に』を忘れないようにするために、君にも慎重になってもらわないといけないからね。」
「…。また来る。」
フロル君は自分の部屋へ戻ったようだ。
「でも、なんでフロル君が持ってきたんだろうか…。」