ルギア君の戯言

雑多な記事。

6年12月9日 (土)

みんな「みーっつ! みんな笑顔で明るいあるぱ城!」
ドンちゃん「よし、今日も仕事始め!」


……………………


ルギア君「『私』でよかったのか。なんかぎこちなかったからなぁ。」
キリルン「何がでゲソ?」
ルギア君「うわっ。気にするな。」
キリルン「そう言われるとすごい気になるでゲソ。」
ルギア君「君は普通、自分のことを言う時、『私』って言っているよな?」
キリルン「そうでゲソ。」
ルギア君「あの本を確認したらあの娘も『私』って言っているからあってるんだなーと。」
キリルン「もちろんでゲソ。」
ルギア君「『もちろんでゲソ』って本当に本の中身を確認したのか?」
キリルン「『我々』って言っていた時もあるでゲソ。」
ルギア君「『我々』は複数形だがな。というかどんだけ読んだんだ?」
キリルン「同じの読んでいてそろそろ飽きて来た気がしなくもないでゲソ。」
ルギア君「…………」
キリルン「というか続きは無いのでゲソ?」
ルギア君「ここに 7 冊あってまだあるらしいけど、これ僕のじゃないし。」
キリルン「えっ、そうだったのでゲソ?」
ルギア君「うん。」
キリルン「じゃあ、誰の…で…ゲソ?」
ルギア君パルちゃんが誰かからもらったとか言っていたような。」
キリルン「ということは、もともと誰のかはわからないのでゲソ?」
ルギア君「うーん、そうねー。」
キリルン「早く続き読みたいでゲソ〜。」
ルギア君「そんなこと言われてもどこで手に入れたのか知らないし、…誰かがアルル君にお願いして未来の本屋にでも買いに行ったのかな。」
キリルン「じゃあ、私がアルル君にお願いして未来に行って買ってくるでゲソ〜。」
ルギア君「いや、それは止めておけ。」
キリルン「何ででゲソ?」
ルギア君「未来に行ったところでおそらくお前では買えないはずだ。本は人間が作った物で本来は人間しか読まないからな。」
キリルン「私達の他にもニャースが本を読んでいるという本 *1 を見たことあるでゲソ。」
ルギア君「ややこしいな。ニャース達はただ読んだだけであって、買ってはないだろ?」
キリルン「あ、確かにそうでゲソ。」
ルギア君「だから、例えば、そうだなぁ。今はもう居ないらしいけど、ジュプトル *2 にお願いすればいいんじゃないかな。」
キリルン「居ないのにお願いできるわけないじゃなイカ。」
ルギア君「まあな。ドンちゃんミズちゃんなら何とかできるんじゃないかな。」
キリルンルギア君ジルじゃ、ダメなんでゲソ?」
ルギア君「僕は人間の世界に戻ることはできない。…できないわけじゃないけど、大問題になるから無理。」
キリルン「そうでゲソかー。」
ルギア君ジルは、…うーん。普通の服に着替えてから行ってもらえば良いかな。」
キリルン「そうするでゲソ。」
ルギア君ジルは鎧のまま来たからそれ以外は何も持ってきてない。」
キリルン「えーっ。」
ジル「いえ、あるよ。」
ルギア君キリルン「?!」
ルギア君「何時の間に…」
ジル「暇だったし、鎧のままじゃ疲れる上に生活にも問題があるから、作った。」
ルギア君「でも今は鎧…?」
ジル「ああ、ちょっと外行ってきたから。」
ルギア君ポケモンにちょっかい出されるのか。」
ジル「…。」
ルギア君「その赤い鎧で行ったら逆効果な気もするが。それで、材料とかはどうしたんだ?」
ジル「トレジャータウンの南東 100km ぐらいにちょうど良い場所があったからそこで綿を育ててみました。」
ルギア君「ほう。」
ジル「見にいきますか?」
ルギア君「あとで行ってみるか。それで、その服は…?」
ジル「私はあまり服のことはよくわからないので、ミズちゃんにお願いしたら、こんな *3 のが良いって言うんでこの通り作ったんです。」
ルギア君「あいつ…やっぱりよからぬことを考えているな…。」
ジル「えっ?」
ルギア君「まあ、そんなことはどうでもいいや。」
ジル「この服だったら、未来へ戻っても、」
ルギア君「いや、ダメだろ。」
ジル「えっ? 私がいたところでは、こんな服来てた人は確かに居ましたよ。」
キリルン「どういうことでゲソ?」
ルギア君ジルが居た世界は今から見れば未来だが、僕やミズちゃん達がいたその本を売っている時代から見れば過去。そして、どういう服が他の人達に好まれるかは、その時代によって変わる。」
キリルン「なるほどでゲソ。」
ルギア君「面白いという意味ではあえてその格好でも行っても良いけど、最悪の場合本が買えないかもしれないな。」
キリルン「ガーンで、ゲソ。」
ジル「では、ミズちゃんに文句を言ってミズちゃんがいた時代っぽい服を作れば良いんですね?」
ルギア君「まあ、それで納得できるなら。」
キリルン「服ってどれくらいでできるでゲソ?」
ジル「そうねぇ。綿を全部取り尽くしちゃったから、次できるのは 1 年後だねー。」
キリルン「残念でゲソ。まだしばらく続きはあきらめるでゲソ。でも、イカスミかければ、早く綿が取れるんじゃないでゲソ?」
ジル「ごめんねー。うーん、黒くなっちゃうよ。」
キリルン「謝らなくて良いでゲソ。」
ルギア君「というかイカスミ吐けるのか。」
キリルン「イカスミは食堂にいくらでもあるでゲソ。」
ジル「黒かったら服にならないよ〜。」
ルギア君「一応、未来には こういう 服もある。特定の場所を除いてはあまり見掛けないけど。」
ジル「へぇ。」
キリルン「よし、早速かけてくるでゲソ。案内してほしいでゲソ。」
ジル「行くだけなら良いか。」
ルギア君「…。」

*1:たぶん、[isbn:4061335057:title] のことかな。

*2:ミズちゃんが人間だったときの、所持ポケモンである、ジュプトル

*3:大きい画像:[http://daiworks.asablo.jp/blog/img/2007/07/04/34ae1.png:title=こちら] (ただし直リンクなので問題があれば言ってください)