みんな「みーっつ! みんな笑顔で明るいあるぱ城!」
ドンちゃん「よーし、今日も仕事始め!」
……………
ルギア君「うーん。」
アルル君「どうした?」
ルギア君「うわっ。」
アルル君「びっくりするなよ。」
ルギア君「そりゃ、突然現れたらびっくりするよ。」
アルル君「そうだな。」
ルギア君「…。」
キリルン「何があったでゲソ?」
ルギア君「(余計なヤツまで来た…)」
キリルン「変なことを考えていると 10まんボルト をお見舞いするでゲソ。」
ルギア君「物理攻撃じゃないのか。」
キリルン「だって…。」
ルギア君「いや、わかってる。」
アルル君「で、どうしたんだ?」
ルギア君「この話の流れ変えるとよくなさそうだから、やめとくよ。」
アルル君「なんでだ。」
ルギア君「だって…。」
アルル君「ん?」
ルギア君「この場で言ってもしかたないことだからな。」
アルル君「そうか?」
キリルン「意味はあると思うでゲソ。」
ルギア君「いや、このパソコンのディスプレイに線が入っているだろ?」
キリルン「それは前も見たでゲソ。」
アルル君「うむ。」
ルギア君「これは『液晶』って言って、電気を加えると中の粒子が向きが変わる。つまり、後ろから光をあてると、電気が加わっているところは光を通して電気が加わっていないときは光を通さない。」
アルル君「ほうー。」
ルギア君「ただし、物によっては逆の時もある。」
キリルン「それは初耳でゲソ。」
ルギア君「で、光っている色は、画面を全面黒にすると、見える線を左から順に紫、黄色、青、紫、青。まあ、起動した直後はもっともっといっぱいあるんだけど。ね。」
キリルン「…。」
ルギア君「黄色は赤と緑が、紫は赤と青が付いていればそう見える。逆に全面白にすると、左から三番目の青が紫になるのを除いて全部白になる。他に、3 番目と 4 番目の間に線がもう一本見える。」
アルル君「ふむふむ。」
ルギア君「だから、」
番号 | 常時点灯 | 常時消灯 | |
---|---|---|---|
1 | 赤、青 | なし | |
2 | 赤、緑 | なし | |
3 | 青 | 赤 | ノイズ入り |
- | なし | 青 | |
4 | 赤、青 | なし | |
5 | 青 | なし | |
6 | ? | ? | 赤い部分が白く見える(ただし、錯覚かも) |
キリルン「なるほどでゲソ。」
ルギア君「縦一列そうなっているから、液晶じゃなくて、液晶の駆動回路が壊れている可能性が高いな。」
キリルン「そういえば、その現象は Windows でもなるんでゲソか?」
ルギア君「う、それは忘れた。でも、BIOS 画面ではなってるよ。」
キリルン「じゃ、やっぱり回路が壊れているんでゲソね。」
アルル君「で、唸っていたのはなぜだ?」
ルギア君「で、新しいのを買おうとするなら、CRT がいいか、液晶が良いかという話だ。」
キリルン「CRT はもう売ってないって言ったんじゃなイカ?」
ルギア君「そこはアルル君の力でなんとか」
アルル君「いつの時代へ行けばいいんだ?」
ルギア君「2004 年か 2005 年ぐらい。」
アルル君「ふーん。で、CRT って何だ?」
ルギア君「CRT は後ろから電子線を当てて描画するんだ。このとき、青い蛍光物質に当たれば青く、赤い蛍光物質に当たれば赤く、といったように光るんだ。液晶と違うのは光を出さないことで『黒』にするから『黒』は本当に黒く見える。そのかわり、『白』は液晶のほうが得意。液晶だと後ろから当てる光は変えないから、『黒』を表示させても少し明るい。」
アルル君「なるほど。」
ルギア君「CRT のほうが色再現性は高いけど消費電力が高いのと、スペースはとるし、重さも重いので今はもう売ってないというわけ。」
アルル君「ほむ。」
ルギア君「でも、液晶もどれが良いかよくわからないし。」
アルル君「ほー。」
ルギア君「今の液晶の色再現性は CRT にも劣らないっていうけどね。」