ルギア君の戯言

雑多な記事。

PRIME vs. Mozc

日本語入力方式である PRIME と Mozc の比較をしてみた。
PRIME が Fedora に入ってないから ibus に移行する際に無くなろうとしている。

PRIME の Mozc に対する利点

  • カスタマイズがテキストベースで可能 (ただし、Mozc でもローマ字やショートカットについてはインポートやエクスポート可能)
  • ローマ字のカスタマイズが簡単 (suikyo のテーブルからピックアップする方式)
  • 予測変換が秀逸
  • Mozc のままだと辞書が貧弱 (Google 日本語入力については問題ない)
  • 端末で動作を確認できる (ただし文字コードEUC)
  • 混ぜ書き変換にも一応対応 (Mozc は不明)
  • Emacs に対応 (elisp-ibus を使うことで mozc も OK)

Mozc の PRIME に対する利点

  • 速い。
  • ibus にも対応
  • 今後 Linux の標準になっていくものとみられる


JIS かな入力は実は両方とも対応している。親指シフトは両方とも対応していない。


ちなみに混ぜ書き変換とはググって貰えばすぐに分かることだが

常ばん線

常磐線

に変換するもの。この場合、

常盤線
常版線
常晩線

はいずれもボツですから、候補から消せますね。ただし、T-Code や TUT-Code といった元から漢字を入力できるシステムでないと意味がありません。

さらにちなみに

ATOK を使う利点

  • Windows と同じにできる

CannaWnn を使う利点

  • ネットワークに変換サーバーを作れる (ただし PRIME でも可能)
  • やはり速い
  • 個人ないしは有志の集団では無く、(もともと) 企業が作った物

Anthy を使う利点

SKKPOBox、ほのかたん

  • ちょっと変わった子。