ディアルガ「ヒプノックが目撃されたとかいうのはこの辺だな。」
パルちゃん「ですね。」
ディアルガ「どっからでもかかって来い!」
パルちゃん「・・・鳥・・・というか竜*1だと言うことだし、こんな雪山*2が好きだとは思えないけど。」
ディアルガ「まあ、そう言われればそうだな。」
パルちゃん「それよりも、寒いよ・・・」
ディアルガ「ルギア君が作ってくれたこれを飲むか?」
パルちゃん「なにそれ?」
ディアルガ「ルギア君によれば『ホットドリンク』という飲物でな、飲むと一時的に暖かくなるんだぜ。」
パルちゃんはホットドリンクを飲んだ。
パルちゃん「えほっ、えほっ、・・・まじぃ・・・何が入ってるんだ?」
ディアルガ「ははは。トウガラシとにが虫だってさ。」
パルちゃん「・・・」
???「キュルルルルルルゥ」
ディアルガ「現れたな! どこだ?」
パルちゃん「後!」
ディアルガ「何だと!?」
ヒプノック?は睡眠弾を吐いた。
ディアルガ「・・・なに・・・こ・・・れ・・・」
パルちゃん「ディアルガー!! 寝ないでー! うわー! 襲ってきたー!」
ヒプノック?の飛びかかり攻撃!
パルちゃん「ぐはっ!」
ヒプノック?は睡眠弾を吐いた。
パルちゃん「・・・ふう・・・あ・・・、やば・・・い・・・」
・・・その後彼らの行方を知った者は居ませんでした・・・ではなく、ダンジョンなので、城に戻されてきました。
ルギア君「はぁ、まったく。行ってもいいとは言ったけど、いくらレベルが高くても十分注意してねって言ったのに!!」
ディアルガ・パルちゃん「Zzz」
ルギア君「ほんとうに良く寝るなぁ!」
ルギア君「まあ、いいや、またくるよ!」
ルギア君「トレジャータウンが襲われる前に退治できれば良いんだけどね・・・」
ルギア君「じゃあ、第2回ルギア君の城御前会議を始めるよ。」
ドンちゃん「OK!」
ルギア君「僕がプクリンにお願いしてギルドの依頼に貼っといてもらったからみんなも知っていると思うけど、ヒプノックというモンスターは非常に強力な眠り攻撃を持っている。そしてそれゆえ、奴にとって住み易いトレジャータウンが襲われたら大変なことになることは想像がつくだろう。」
ドンちゃん「うむ。」
ルギア君「僕達が生み出した者では無いが、プクリンも願っている通り、ルギア隊で片付けたい。」
メガちゃん「私達で片付けるの?」
ルギア君「うん。ディアルガとパルちゃんが寝たまま帰ってきているので彼らが行った時点ではふぶきのしまに居ることがわかっているが、残念なことに空を自由に飛べるため、今現在どこに居るかわからない。」
ドンちゃん「難題だな。」
ルギア君「可能性のある場所は、ポケモン達がたくさん集まる『トレジャータウン』、奴が好む環境の『リンゴのもり』『オレンのもり』『のうむのもり』、それから『ミステリージャングル』だ。」
メガちゃん「『ミステリージャングル』以外は簡単なダンジョンですね。」
ルギア君「奴は臆病だ*3と聞いているので、『トレジャータウン』に行く可能性はあまり高くは無いと思うが、『トレジャータウン』にいるみんなには十分注意してもらい、もし来た場合には、直ぐに伝達できるようにネイティオなどにお願いしてある。」
ディアルガ「さすがだな。」
ルギア君「なので、ルギア隊で索敵を行う箇所は、それ以外に『ふぶきのしま』を加えたの5箇所となる。」
ドンちゃん「それを決めるというわけか。」
ルギア君「とりあえず一方的に決めてみた。異義のある者は言ってくれ。」
メガちゃん「わかった。」
場所 | メンバー |
---|---|
ふぶきのしま | ドンちゃん、レイちゃん、ミズちゃん |
ミステリージャングル | パルちゃん、メガちゃん |
のうむのもり | ディアルガ、ラティアス、ラティオス |
オレンのもり | ルギア君、シャワーズ |
リンゴのもり | キー君、ガルちゃん |
ルギア君「これでどう?」
ドンちゃん「ふむ。問題ないな。」
ルギア君「ミステリージャングル行きはレベルの高い者を入れておいた。」
パルちゃん「俺行くの?」
ルギア君「君の空間把握能力ならきっとなんとかなる。」
パルちゃん「・・・」
ルギア君「不安ならこれをもっていけばよい。」
パルちゃん「なにそれ?」
ルギア君「これは『ハンターズホルン』といって笛の一種だ。ぶん回して敵を攻撃したり、笛を吹いて元気づけられる便利な道具だ。」
パルちゃん「へえ、すごいね。」
ルギア君「それに今回はあくまで『索敵』が目的なので、倒せなかったら逃げてよい。ヒプノックがまた別の場所に行く可能性もあるが、居場所がよいところを選ぶと思うのでそこまで離れた場所には行かないと思う。」
パルちゃん「わかった。」
ルギア君「くれぐれも気をつけてな。」
パルちゃん「ルギア君こそ。」
つづく。