ルギア君の戯言

雑多な記事。

はじめての (Momonga) Linux (画像付き Ver.・インストール編)

どうせあそこの Wiki (たぶん)画像貼れないから、ここでいろいろと。


画像めちゃくちゃ多いよ。
読み込みにストレスを感じたら戻ってもいいよ。

インストール

CD ないしは DVD を起動すると、
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の画面が現れます。


メモリが 512MB ないと X が起動できませんので、そんな人は text-mode を選んでください。
それ以外の人は一番上を。
ただし、text-mode でインストールすると(設定情報が読めないため) X が無効になるので注意してください。
インストールはするはずです。


僕は QEMU(エミュレーター) を使っていてメモリがないので、text-mode で話を進めますが、おなじです。


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日本語(Japanese)を選択します。


text-mode で表示できなくても日本語を選んでも構いません。
ただし、英語のままです。そのようなメッセージが出てきますので、OKを押してください。



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キーボードの種類を選択します。間違っていれば正しいものを選択してください。


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新品のドライブにインストールしようとしてパーティションテーブルが存在しないような場合にはこのような「パーティションテーブルが読めません」というメッセージが表示されます。既にドライブにデータがある場合には Yes を押すと消えてしまいます。ただし、当然 Yes を押さないと先には進めません。


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ネットワークデバイスの設定をするかどうか聞かれます。
本体では NetworkManager が採用されたので、ここで設定しても本体には引き継がれません。
ただし、追加のソフトを Momonga のインストールと同時にいれたい場合は設定します。
ここではカットします。


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ゲートウェイ、DNS の設定です。
これらも NetworkManager が自動調整してくれますので、DHCP を使う場合は空白のまま先に進めます。


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ホスト名の設定です。必要があれば設定してください。
外部から、設定したホスト名でアクセスしてもらう場合は、ルーターないしは上位のDNSサーバーに登録してもらう必要があります。


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タイムゾーンの設定です。間違っていれば正しいものを設定してください。
Linux 以外の OS がないのならば、UTC 時刻を使った方が良いでしょう。


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root のパスワードです。
root のユーザー名は変えられません(笑)
パスワードは、キーボードで打てるものならなんでも設定できます。
ただし、キーボード配列の関係で打てなくなるようなものでは困ります。
英大文字、英小文字、数字、-、. (ピリオド)、などから使うのが無難でしょう。
大文字と小文字は区別されます。
また、少なくとも 6 文字以上必要です。


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[Remove all partitions ...] はドライブ上の全てのデータを消去して Momonga のデフォルトの構成でインストールします。
[Remove Linux partitions ...] はドライブ上にある Linux パーティション(ext2, ext3, raiserfs, xfs, ...でフォーマットされた領域)を削除してそこにインストールします。
[Use freespace ...] はドライブの空き領域にインストールします。
[Create Custom Layout] は自分で構成をカスタマイズします。


Momonga Linux として動作するには、

  • ext2 または互換フォーマット(ext3 など)で /boot に 200MB 程度
  • linuxswap として搭載メモリの2倍程度(多すぎても意味がありません)
  • それ以外の部分は自由ですが、
    • vfat は 4GB 以上のファイルを入れられませんのでお薦めできません。
    • ntfs, ufs は使えません。(この画面からフォーマットすることもできません。)
    • Software RAID を組んだり、論理ボリュームにしたり、暗号化*1することもできます。

ここでは標準でやるものとしてカスタマイズはパスします。


Windows などと共存させる場合は、Windows が消えない設定になっていることを確認してください。


構成を確認するようにすると下のような画面が出ます。


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これがデフォルトの構成です。
この状態にハードディスクがなります。
Windows などと共存する場合はそれらのパーティションが残っていることを確認してください。


[OK]を押すと書き込んで良いか聞かれますので、[変更を書き込む]を押すと、書き込まれます。


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ブートローダーをインストールする場合はそのまま OK を押します。
本当に特別な事情がないかぎりはインストールしてください。


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ブートローダーのカスタマイズです。
わからなければそのまま OK で構いません。


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ブートローダーのパスワード設定です。
電源を入れたときに聞かれます。
忘れるとブートできなくなるので注意してください。
デフォルトは設定されません。


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GRUB からブートする OS の一覧が表示されます。
Windows と共存する場合は、Windows のパーティションを追加してください。
他の LinuxUNIX と共存する場合でも、それらを入れて MBRGRUB をインストールした方が良いでしょう。


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GRUB のインストール先を選択します。
他に GRUB または LILO がインストールされている場合をのぞいては(ntldr も含む)、MBR にインストールしてください。
他に GRUB または LILO がインストールされている場合でも、Momonga がインストールする GRUB を使いたい場合は、MBR にインストールしてください。


OK を押すとインストールが始まります。
途中で再起動するように指示されますので、「再起動」ボタンを押して再起動してください。
再起動後は、ハードディスクをブートしてください。


つづく

*1:LUKS で暗号化されます