ルギア君の戯言

雑多な記事。

<a class="okeyword" href="g:lugia-kun:keyword:ルギア帝國">ルギア帝國</a>戯(おどけ)話1「火事」

カイン君「ふーふふーん・・・」
カイン君はいつも好きな料理をしている。ステーキを作っているらしい。
カイン君「そういえば、ルギア君がこれを入れたらいいんじゃないか、って言っていたな・・・」
カイン君が手にしたのはワインだった。
カイン君「それ、入れてみるか・・・3、2、1、ゴー!」
ボォォォォゥゥゥゥッ!!ステーキのフライパンから火が出た。
カイン君はびっくりして後ろの壁にぶつかった。
カイン君「ぎゃゃゃゃあああーーー!!」
流石だ。カイン君は苦手な火を前にして逃げ出してしまった。
カイン君は火が苦手なのにどうしてあんなに料理が好きなのかはまったく謎である。
本人が言うことには、火が見えなければいいそうだが。
カイン君ルギア君の部屋に逃げ込んだ。
ルギア君「どうした?」
カイン君「火が・・・」
ルギア君「よし、・・・」
ルギア君は、後ろの非常ボタンを押した。押してから気がついた。
ルギア君「それって、僕があげたワインかい?」
カイン君「?」
カイン君は、それがワインだと言うことを知らないようだ。
ルギア君「それで何をしたんだ?」
カイン君「ステーキに・・・」
ルギア君「ははは。なんだ、そんなことか。それなら、20秒しないうちに消えるよ。」
警報が鳴り響いている。
ラグちゃん「どこが火事なんだよぉ!」
ラグちゃんがやってきた。
ルギア君「火事はおさまった。」
ラグちゃん「まったく、もう・・・おまえか!原因は!」
カイン君「・・・」
ラグちゃんとカイン君はにらめっこしている。
ラグちゃん「あははは・・・。じゃあな!」
カイン君「・・・」
ルギア君「さ、戻りなよ、ステーキが焦げちゃうんじゃないのか?」
カイン君「あっ・・・」
カイン君は急いで戻った。が、やはり、手遅れだった。
カイン君「・・・」
ステーキは真っ黒だ。
一応、ルギア君のところへ持っていったようだ。
ルギア君「・・・本当に真っ黒だなぁ・・・まぁ、いいか・・・」
ステーキはほぼ炭と化している。
ルギア君「やっぱり、無理だわ、食べるの・・・遅くなってもいいから、作り直して来いや。」
カイン君「そうか。」

END

まだまだ、こんなものじゃないぞ(ぇ
次は多分正月になるから、福笑いにでも(ならないって