ルギア君の戯言

雑多な記事。

Wii に Twitter のボットをやらせる - その3

【初めて見に来た人へ】その 1 に Wii で Linux を動かすことについて注意が記載されています。そのように利用される場合は必ずお読みください。

ルギア君「ちょっと話が変わって、少しおかしいところを直そうと思う。」
キリルン「ふむふむ。」

時計が合わない…?

ルギア君「手元の環境では支離滅裂な時間、たとえば日本時間を UTC とした時の日本時間になっているとかではなく、本当にめちゃくちゃな時間になっていることがある。」
キリルン「??」
ルギア君「Wii 本体の設定で正しく直しても変わらない *1 ので、Linux 側で対処することにする。」
キリルン「ふむふむ。」
ルギア君「お決まりの NTP さんに活躍してもらうことにする。まずは競合するものの削除。こっちのほうが軽そうだけどこっちを使わないのは、最初に openssl をアップデートしちゃってて libcrypto.so.0.9.8 がなくなっているから。pacman が yum ほど高性能ではない一面が窺える。逆に最初にアップデートしていないなら openntpd 使ってもいいかもね。ちなみに openntpd はレポジトリにはないよ。作った人の個人 AUR *2 で作ったのかも。openssl をアップデートしていてどうしても openntpd を、という人は ここ から、ソースをビルドしてね。」
キリルン「…」

#  pacman -Rcc openntpd

ルギア君「ntp をアップデートする。」
キリルン「アップデート?」
ルギア君「元から競合している状態で入っているんだね。」

#  mv /etc/ntp.conf /etc/ntp.conf.bak
#  pacman -Sy ntp

ルギア君「そしたら、まずは強制同期してしまおう。サーバーを全く知らないかもしれないので 1 つあげておくけど、お好きなサーバーをどうぞ。」

#  ntpdate 0.pool.ntp.org

ルギア君「次に起動する。強制同期するときは必ず、起動する前にしてね。」

#  /etc/rc.d/ntpd start

ルギア君「最初から起動するときは、/etc/rc.confDAEMONS のところに ntpd を追加する。」

DAEMONS=(syslog-ng net-profiles netfs ntpd crond sshd alsa hal bluetooth)

ルギア君「起動の確認は」

#  ntpq -p
     remote           refid      st t when poll reach   delay   offset  jitter
==============================================================================
*rin.zone-expres 133.243.238.243  2 u  233  512  377   14.091    1.356  23.968
+sylph.white-voi 10.33.1.19       3 u  472  256  376   15.842    1.470   1.988

ルギア君「で相手先サーバー名が返ってくればおk。ちなみに、リモートの数が多いとそれだけメモリを食うのでご注意を。」

top - 10:00:42 up  2:01,  1 user,  load average: 1.15, 1.07, 1.01
Tasks:   1 total,   0 running,   1 sleeping,   0 stopped,   0 zombie
Cpu(s):  0.0%us,  0.3%sy,  0.0%ni, 96.7%id,  0.0%wa,  2.3%hi,  0.7%si,  0.0%st
Mem:     76204k total,    73040k used,     3164k free,     3300k buffers
Swap:    65528k total,        0k used,    65528k free,    45096k cached

  PID USER      PR  NI  VIRT  RES  SHR S %CPU %MEM    TIME+  COMMAND
  953 root      40   0  6128 1572 1240 S  0.0  2.1   0:00.04 ntpd

ルギア君「とりあえず、こんなもんかな。それじゃまたあとで。」

*1:後記: hwclock -s する必要がある…??

*2:Arch Linux のユーザーレポジトリ