【初めて見に来た人へ】その 1 に Wii で Linux を動かすことについて注意が記載されています。そのように利用される場合は必ずお読みください。
ルギア君「ちょっと話が変わって、少しおかしいところを直そうと思う。」
キリルン「ふむふむ。」
時計が合わない…?
ルギア君「手元の環境では支離滅裂な時間、たとえば日本時間を UTC とした時の日本時間になっているとかではなく、本当にめちゃくちゃな時間になっていることがある。」
キリルン「??」
ルギア君「Wii 本体の設定で正しく直しても変わらない *1 ので、Linux 側で対処することにする。」
キリルン「ふむふむ。」
ルギア君「お決まりの NTP さんに活躍してもらうことにする。まずは競合するものの削除。こっちのほうが軽そうだけどこっちを使わないのは、最初に openssl をアップデートしちゃってて libcrypto.so.0.9.8 がなくなっているから。pacman が yum ほど高性能ではない一面が窺える。逆に最初にアップデートしていないなら openntpd 使ってもいいかもね。ちなみに openntpd はレポジトリにはないよ。作った人の個人 AUR *2 で作ったのかも。openssl をアップデートしていてどうしても openntpd を、という人は ここ から、ソースをビルドしてね。」
キリルン「…」
# pacman -Rcc openntpd
ルギア君「ntp をアップデートする。」
キリルン「アップデート?」
ルギア君「元から競合している状態で入っているんだね。」
# mv /etc/ntp.conf /etc/ntp.conf.bak # pacman -Sy ntp
ルギア君「そしたら、まずは強制同期してしまおう。サーバーを全く知らないかもしれないので 1 つあげておくけど、お好きなサーバーをどうぞ。」
# ntpdate 0.pool.ntp.org
ルギア君「次に起動する。強制同期するときは必ず、起動する前にしてね。」
# /etc/rc.d/ntpd start
ルギア君「最初から起動するときは、/etc/rc.conf
の DAEMONS
のところに ntpd を追加する。」
DAEMONS=(syslog-ng net-profiles netfs ntpd crond sshd alsa hal bluetooth)
ルギア君「起動の確認は」
# ntpq -p remote refid st t when poll reach delay offset jitter ============================================================================== *rin.zone-expres 133.243.238.243 2 u 233 512 377 14.091 1.356 23.968 +sylph.white-voi 10.33.1.19 3 u 472 256 376 15.842 1.470 1.988
ルギア君「で相手先サーバー名が返ってくればおk。ちなみに、リモートの数が多いとそれだけメモリを食うのでご注意を。」
top - 10:00:42 up 2:01, 1 user, load average: 1.15, 1.07, 1.01 Tasks: 1 total, 0 running, 1 sleeping, 0 stopped, 0 zombie Cpu(s): 0.0%us, 0.3%sy, 0.0%ni, 96.7%id, 0.0%wa, 2.3%hi, 0.7%si, 0.0%st Mem: 76204k total, 73040k used, 3164k free, 3300k buffers Swap: 65528k total, 0k used, 65528k free, 45096k cached PID USER PR NI VIRT RES SHR S %CPU %MEM TIME+ COMMAND 953 root 40 0 6128 1572 1240 S 0.0 2.1 0:00.04 ntpd
ルギア君「とりあえず、こんなもんかな。それじゃまたあとで。」