ルギア君の戯言

雑多な記事。

7年6月31日 (海)

みんな「みーっつ! みんな笑顔で明るいあるぱ城!」
ドンちゃん「よし、今日も仕事始め〜! …といいたいところだが、依頼はきてないし、閏日だからお休み!」
みんな「わーっ!」
フロル君「閏日って何?」
ガブちゃん「閏日っていうのはな、普通の年にはない、余計な日のことだよ。」
フロル君「なんでそんなのが必要なの?」
ガブちゃん「あまり詳しくは知らないが、そうしないと段々季節とずれてきちゃうんだってさ。」
ルギア君「正確には日付と太陽の位置の対応…だよ。」
フロル君「段々ずれてくるってことはさ、閏日は定期的にあるの?」
ガブちゃん「ああ、大体4年に1回はな。」
フロル君「なんか得した気分!」
ルギア君「(世界暦だと閏日が休みだからなぁ。)」
ガブちゃん「?」
フロル君「?」
ルギア君「閏日が休みなのはこのあるぱ城で使っている暦、つまり世界歴だけで、人間世界では特に祝ったりもしない、普通の日さ。」
フロル君「なんか損している気分…。」
ルギア君「まあ、例えば 7 年 1 月 1 日の時点で 7 年 9 月 1 日までにやってきてね! って課題を出すのと閏日が入らない 8 年 1 月 1 日に 8 年 9 月 1 日までにやってきてね! って課題を出すのとでは 1 日差があるのには人間世界の暦でも世界暦でも代わりはない。」
フロル君「なるほど。」
アルル君「それだったら、1 年を 365.25 日にすればいいと思うのになぁ。」
ルギア君「実際には 365.2425 日 *1 だから、100 年置きに閏日があるはずの年に閏日がない年が来て、400 年置きにさっきの効果でなくなっているはずの閏日が復活する。つまり、400 年の間に閏日は 97 日ある。実際に 365.2422 日にしないのは、昼間に年が変わるっていうのは変だろ?」
フロル君「え、なんで?」
ルギア君「日付だって夜中にしか変わらないじゃないか。昼に変わっていたらややこしくて仕方ないよね。」
ガブちゃん「夜に活動する『こともある』おれたちの身にもなっておくれよ。」
ルギア君「…いつも同じタイミングで変わっていれば問題ないでしょ? 寧ろ君が昼に活動する時には夜に日付が変わって、夜に活動するときには昼に日付が変わるっていうのは 1 日の長さが今以上にバラバラになる *2 し、なにより不条理すぎないか?」
ガブちゃん「ぐぬぅ。」
ルギア君「だから、長さを議論するとき以外は日にちに小数を使わない。わかった?」
アルル君「なるほど。よくわかる。」
フロル君「あれ、君は時の番人じゃなかったの?」
アルル君「時の番人と言っている割にはその言いぐさはなんだ? 俺は人間が決めたことなど全く知らないからな。」
フロル君「…ごめんなさい。」
アルル君「(かわいい仔だなぁ。)」
ラプちゃん・キルリア達「……(アルル君は雌だったのか…?)」

*1:本当のことを言えばこれでもずれる

*2:もともと日の出と日没を中心に計算しているため 1 日の長さにはばらつきがある。