研究室からゴミとして排出されようとしていたこのマシンでまだ Windows NT 4.0 が起動したものの、ログオンパスワードがわからないので、その代わりに OpenBSD 4.9 をインストールしてみた。
(ログインパスワードがわからないというのは直そうとしようとしたのだが、誤って Windows XP のマシンにその HDD を繋げてしまったので結局起動しなくなった)
Firmware のアップデート
Hewlett-Packard *1 の FTP サーバー内にある PC164 マザー用の Firmware アップデートファイルをフロッピーに入れて、AlphaBIOS の画面から Install new Firmware (だったかな?) を選択する。あとは指示にしたがってやればちょちょいのぱー、という簡単な仕様だった。
OpenBSD 4.9 のインストール
上の Firmware アップデートで間違えてはならないのは OpenVMS モードにすること。あとからでもできるらしいけどいまいちよくわからないので (しかもアップデート中に聞かれたので)、そのタイミングで変更した。インストール CD を入れて、
>>> boot -fi bsd -fl c dka600
(dka600 は CD-ROM ドライブの場所で、
>>> show device
で表示される。device は単数形! 600 は SCSI ID が 6、SCSI バスが 0 だからかな?)
このインストールもそんなに難しい話はなく、すんなり。Fr*BSD とはだいぶ違うなー。
インストールしたら
起動
>>> boot dka0
しばらくしてログインプロンプトが出れば完了。
パッケージの追加
BSD 系 UNIX お馴染みの
# pkg_add
でやるわけだが、その前に mail を見てねという指示があったので、
でみるわけ。その指示に書いてあったように
# pkg_add -v ftp://ftp.openbsd.org/pub/OpenBSD/4.9/alpha/packages/foobar.tgz
…、見つからない。だいぶ長い間考えたり調べた結果、
# pkg_add -v ftp://ftp.openbsd.org/pub/OpenBSD/4.9/packages/alpha/foobar.tgz
で取れた。packages と alpha が逆だったrz
その間休憩がてら game49.tgz の中に入っていた
/usr/games/gomoku
(五目並べ) で遊んでいたのだが、CPU プレイヤーの Thinking... がとても長い…。やっぱり RISC でも 500MHz ともなればこんなもんかー。と思った日であった。
CPU | DEC Alpha 21164 500MHz |
---|---|
Mem | 規格不明 256MB |
HDD | SEAGATE の何か 2GB |
これをみてわかったことがあると思うが、それが何かと言うと、メモリや CPU は我慢できても HDD が 2GB っていう…。これでデフォルトのパーティション構成にすると何も追加しなくても 80% 消費されてしまう…。