ルギア君の戯言

雑多な記事。

Qt-BSch3V

そういえば、Momonga の誰か(これは言ってもよいのか?)がどっかのブログで

KDE3のソフトが皆KDE4になれば軽くなる

という発言を耳にして、直接は関係ない話だが、気になったことがあって、

Qt4 から Q3Support が消える日って来る?

ということなんだが、そういう情報は聞いてますかね?


これを使っているアプリがどれくらいあるのか知らないが少なくとも qtbsch3v では使われているので、もし上が本当なら早めになんとかした方がいいかな・・・と思って。


水魚堂のページより。(http://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm)

※2009年1月※
ここしばらくQt関連ソフトウェアの開発環境を整える余裕がなくなっています。
公開を停止する予定はありませんが、じゅうぶんなサポートもできないため、旧作ソフトウェアのページに移すことになる可能性が大です。
水魚堂の他のすべてのソフトと同様、いつでもフォークを歓迎します。

ということなので、Q3Support が無くなったら OBSO にしてしまうか、Q3Support を使わないように自分で改造したほうがいいのかな・・・とは思っているんだが。
他のプロジェクトでも大体 Q3Support は毛嫌いしているみたいだが・・・



kdesvn の SVN ログより。

r1648 9 months "q3support is completely removed - it's working after basic testing"

こんな話ばかりじゃ可哀想だから、Qt-BSch3v で描いた回路図を綺麗なまま LaTeX の文章に載せる方法

OOo へは SVG Importer がちゃんとしてくれれば同じ方法でやってください。
EPS を貼ると BMP に変換されるため、綺麗になりません(印刷までは試していないのでわかりませんが)。


まず Qt-BSch3V でレポート等に載せるための大きさを決めます。
[File]→[Print Option]でマージンを全部 0mm にしてください。
[Set]→[Sheet Size]で指定した値を 0.1mm 単位で読んだ値のサイズ(400 なら 40mm)の紙にマージン 0mm で印刷した場合*1、Qt-BSch3V の紙面上の 1div が(ほぼ) 1mm になります。
が、これはあまりにも小さいです。かといって、その 10 倍(1cm)ではめちゃくちゃ大きいですから、工夫してサイズを決めてください。
個人的には 2.5mm/div 程度が好きですが、これでも文字はかなり小さくしなければいけません。
10pt は 8mm ぐらいありますから、文字を 10pt で打ちたいなら 8mm/div 以上にしなければいけません。
なお、規格上のサイズとLIBVの回路記号の大きさがバラバラなので、規格のサイズとあわせることはできません。


ちなみにA4用紙まるまる回路に割きたい場合は 210mm×297mm (上下に 25.40mm、左右に 31.75mmのマージンがつく)なので、この時に 2.5mm/div になるように[Sheet Size]を決めると 590×988 となります。


なお、直接設定ファイルを弄る場合は

~/.qbschrc

の中の

+Sheet

-Sheet

の間にある

Width:590
Height:988

を変更してください。


さて回路ができたら PDF か PostScript に印刷してください。(PostScript は Qt-4.5 以降で可能。)
それを普通に LaTeX に貼れば良いのです。

\includegraphics[bb=...]{...}
大きい紙用のサイズのまま描いたから枠が邪魔

それは bb で調節すればいい。
OOo を使うなら下の方法で消す。どちらにせよ、OOo の場合は eps に変換しなくちゃいけない。

端子番号はいらないから消したいがわざわざ Qt-LCoV で端子番号のないものを作るのは面倒

PDF か PostScript を Inkscape で開いて消してください。
グループ化されているので解除を忘れずに。
この場合は紙の大きさを調節した上で eps に出力すると bb を指定しなくて済みます。

ここからは関係ない話

上の記事を書いていたら、Sand Storm になったw


・・・Amarok だとダメだから Rhythmbox を使っていたのにw(関係あるのか?
・・・なんとなくいつも音楽を聞いているとなる気がする。
いや、気のせいかな?

*1:Qt の印刷オプションにもマージンがあるのでそれも 0 にするのを忘れずに。