数日後。
ルギア君「もう、鉄鉱石は少しずつ見付かってるらしいよ。」
ドンちゃん「じゃあ、製鉄所を作ろうか。」
キー君「製鉄所ってなんだ?」
ドンちゃん「製鉄所と言うのは、鉄鉱石を精製して鉄にするところだ。まあ、鉄道の線路は鋼鉄だから、まあ、そんなに手の込んだ製鉄所はいらないけどな。」
キー君「製鉄所を作るのに鉄はいらないの?」
ドンちゃん「なぜそのようなことを?」
キー君「もし、製鉄所を作るのに鉄が必要だったら、その鉄はどうやって作るのか気になったから。」
ドンちゃん「あるならあるに越したことは無いけど、無くてもつくれるはずだよな、ルギア君。」
ルギア君「ん? まあ、そうね。」
ドンちゃん「ところで、城の場所はどこなんだ?」
ルギア君「場所?」
ドンちゃん「うん」
ルギア君「場所は・・・ここから『クレバスのどうくつ』に潜り込んで、『あなぬけのたま』を使って、『ふぶきのしま』へ行けば行けるよ。」
ドンちゃん「面倒だな。」
ルギア君「ダンジョンは後戻りできませんから。」
キー君「回っていけないの?」
ルギア君「行けないことはないけど。」
ドンちゃん「じゃあ、それでいいだろ。」
ルギア君「城の場所は、『ふぶきのしま』の入り口から 10km ぐらい離れたところだよ。」
ドンちゃん「ふうん。」
つづく。
