カイン君「ねぇ、なんで僕なの?」
キー君「・・・別にやりたくなくて押しつけたわけじゃない。」
カイン君「じゃあ、なんで・・・」
ルギア君「何を話しているんだ?」
カイン君「なんでららるーら村の案内がキー君じゃなくて僕なのかって・・・」
キー君「私だって案内のプロじゃないし、カイン君の方が向いていると思ったんだよ。」
カイン君「わかった。僕頑張る。」
ガルちゃん「見てないねー。どこへ行ったのかなぁ・・・」
ガブちゃん「逃げ出したなんてことはないよな・・・」
ベイちゃん「それはない方がいいね!!」
(キー君がくる)
キー君「・・・どうしたの?」
メガちゃん「うん。」
メガちゃん「いや、そこは見たんだけど、いなかったんだ。」
ドンちゃん「・・・大変だ〜!! ルギア君とカイン君がいないぞ〜!!」
キー君「えー!!」
ドンちゃん「えーっと、ルギア君の家にあった置き書きを読むぞ。」
―― ドンちゃんへ ――
カイン君がさっき「北風の大地の洞窟がどうなっているか調べてくる」っていって行っちゃったけど、カイン君だけじゃ不安だし、こんな唐突にいくなんておかしいから、こっそりついて行ってみることにしました。
・・・ごめんなさい、
メガちゃん「・・・そんな置き手紙あったの?」
ドンちゃん「ああ、あったよ。」
メガちゃん「気づかなかった・・・」
メガちゃん「いや、私が見たときはなかった!!」
ドンちゃん「そうだな。これとても目立つところにあったからなぁ・・・そうすると、おかしなことになるな。」
メガちゃん「はい。」
キー君「じゃあ、見てこよう。」
ドンちゃん「まて。このルギア隊でさえ、あの洞窟は調査したことがない。ここは、フーディンのチーム*1にお願いして、ルギア君達を追わせよう。」
ドンちゃん「いくら強くても、ダンジョンは経験者の方がいい。」
ガブちゃん「そうかな。」
ドンちゃん「フーディンのチームは、あの『バンギ君事件』のとき、この洞窟の中を精細に調査している。だから、彼らに頼んだ方がスムーズにこなせるはずだ。というわけで、お願いしてくる。」
メガちゃん「頼んだよ!!」
つづく