ルギア君の戯言

雑多な記事。

<a class="okeyword" href="g:lugia-kun:keyword:ルギア帝國">ルギア帝國</a>戯話 2『ゆめくい』

ある日の朝のことだった。
カイン君「入りまーす!」
カイン君ルギア君の部屋にきた。
カイン君「おはよう。ん?あまり元気そうじゃないねえ・・・」
ルギア君「うむ・・・少し苦しい・・・かも・・・」
カイン君「そうなんだ・・・・・・・・・ん?」
ルギア君「どうした?」
カイン君「いま、ルギア君の後ろに黒い影があらわれたような・・・」
ルギア君「・・・?」
カイン君「ははは・・・気のせいだよ!!」
???「気のせいじゃなかったらどうする?」
カイン君「!?」
ルギア君「お前が『ゆめくい』していたのか!?ゴーストかい?ゲンガーかい?それともスリーパーかい?ムウマなのかい?」
???「誰でもいいだろ・・・ただ俺は・・・君が苦しんでいる姿を見たかったんだ。」
カイン君「確かにないね・・・」
ルギア君「お前は納得するなよ・・・」
???「ルギア君・・・あんたは優勢だ。」
ルギア君「はぁ?突然なんですか?」
???「・・・・・・間違えた・・・優勢じゃなくて優秀だった・・・」
ルギア君「・・・」
ルギア君「そういえば、『ゆめくい』されて、起き上がれなくなることはありますか?」
???「ああ。もちろんあるとも。『ゆめくい』は君の体力を吸い取るんだぞぉ・・・恐ろしいだろぉ・・・しかもタイプはゴーストだ*1ぞぉ・・・ははは・・・」
ルギア君「・・・」
カイン君ルギア君は大丈夫だよね?」
ルギア君「・・・ダメかも・・・」
カイン君「ほら、弱音はかないで・・・」
???「まあ、また食べたくなったらくるから・・・その時はよろしくね!」
・・・
ルギア君カイン君・・・朝ご飯は・・・いらないや・・・また・・・」
カイン君「言っちゃダメ!また・・・でしょ!また昼ごろくるね!」
ルギア君「はい・・・」
ルギア君は頭が痛かったのでまた寝ていた。
ルギア君「・・・(・・・来た・・・)」
???「まったくもう、こんなに早く寝るなよ・・・いま、食べてあげるから・・・」
ルギア君「・・・ぐうっ・・・(来ることは想定内だったが、・・・)」
???「なんだ?」
ルギア君「・・・ううっ・・・(苦しい・・・)」
???「なんだ、そんなことか!」
ルギア君「・・・ぐぐうっ・・・(しかし・・・)」
???「さっきからなんなんだよ!ふぅ、今日はこのぐらいにしてやる。食べ過ぎたかも・・・げふっ・・・」
夢を食べていた何ものかは去っていったようだ。
・・・
昼になった。
カイン君「入りまーす!」
・・・返事が来ない。
カイン君ルギア君?」
ルギア君「う・・・(力がでない・・・)」
カイン君「昼ご飯できたよ!」
ルギア君「は・・・(起きる力もない・・・)」
カイン君「だいじょうぶ?」
ルギア君「だ・・・(いじょうぶ・・・じゃないかも・・・)」
カイン君「誰かー!!早くオレンの実をもってきてください!」
ドンちゃんがオレンの実をもってきた。
ドンちゃん「はいよ。だいじょうぶか?」
ルギア君(うまい・・・オレンの実がこんなにうまいなんて思ったのははじめてだ・・・)
ルギア君は無事回復した。
ルギア君「お騒がせ。」
カイン君「ううん、ルギア君が無事でよかった!!」
ドンちゃん「昼飯できたって言ってたな?いこうぜ、早く!」
・・・
カイン君「なんだこりゃ?」
テラちゃん「ルギア君がオレンの実をたくさん食べたいからって、シャモ君にとらせてきたみたいだよ。」
カイン君「そういえば、シャモ君は?」
テラちゃん「さあ・・・」
ドンちゃん「どこに行ったんだ?あいつは・・・」
ラグちゃん「まあまあまあ、たべようぜ、早く!」
みんな「クージョノーシクトージル!(いーただーきまーす!)」

カイン君「シャモ君いるじゃん・・・」
ドンちゃん「どこ?」
カイン君「君の2つ右どなりに・・・」
ドンちゃん「あ、本当だ・・・」
カイン君「よし、今度ルギア君が『ゆめくい』を食らったら、僕がルギア君をお守りする!」
ドンちゃん「『ゆめくい』を食らったんだ・・・つらかったんだろう!君にルギア君を守れるかい?」
カイン君「なんだって?僕は落ちこぼれだって言うんですか!」
ルギア君「まあまあまあ・・・落ち着いて・・・」

TO BE CONTINUE...
今回は続きがあります。
2回目では???の正体が明らかになります。
お楽しみにorz
登場キャラクタ:d:id:lugia:20051224
地名について :d:id:lugia:20051229

*1:実際はエスパーです。お間違いのなきよう・・・